分子標的研究グループ
本研究グループは、主に造血器腫瘍の病態に関わる遺伝子異常の機能解明および、分子標的治療薬剤の感受性および獲得耐性に関わる因子を明らかにすることを目標としています。造血器腫瘍の中でも特にリンパ系腫瘍である多発性骨髄腫の病態解明と薬剤の耐性に重点を置き研究を進めています。
免疫療法研究グループ
私たちは、ケモカインレセプターCCR4分子の各種成熟T細胞リンパ腫における発現頻度、生物学的・臨床的意義を明らかにしてきました。さらに企業と共同でCCR4を分子標的とする抗体療法開発の基盤研究、臨床開発研究を推し進め、それらの研究成果はCCR4抗体『モガムリズマブ』という名の抗体薬となり実際に多くの患者さんの元に届けられています。
化学療法グループ
2015年度の化学療法グループのミッションは下記の4つを目標としています。
- ミッション1:がん薬物療法専門医を育てる
- ミッション2:コ・メディカルスタッフの成長を支援する
- ミッション3:がん患者さんのQOL〈生活の質〉を重視する診療と研究を行う
- ミッション4:希少がん患者さんの難民化を防ぐ