シニアレジデント2年目の萩原真也です。静岡県出身で、名古屋市立大学を卒業し、初期研修2年間は地元静岡に戻っていましたが、後期研修のために出身校へ戻ってきました。血液腫瘍内科医を目指すようになったのは、血液疾患の家族がいたために幼少期より関心があり、その後学生時代に臨床を勉強した際に先進的な医療が一番盛んで、また患者さんに長期間付き合うことができる科であることを知ったからです。大学のスタッフは皆熱意があり、その先生方の背中を見て「かっこいい!」と思ったのも理由のひとつです。
血液・腫瘍内科では、白血病やリンパ腫、骨髄腫など、命にかかわる疾患が多く非常に忙しい科であり、血液内科医を志望する医師も多くないのが現状です。しかしながら、非常に治療がアクティブであり興味深いとともに、患者さんに一生寄り添う医療ができるのも血液内科です。やりがいのある科ナンバーワンと自負しています。
また当院の血液・腫瘍内科では、科全体のカンファレンスにて各症例を論議するとともに、それとは別に若手カンファレンスを週1回行っています。最新の医療、世界のスタンダードを知るためにup to dateの抄読も若手カンファレンスでは行っており、非常に進歩の早い血液疾患の現状を日々勉強しています。また、若手メンバーでプチ旅行や食事会など和気藹々と息抜きもしており、お互いサポートできる関係を築いています。
学生や若い医師の方には一度、当院の血液・腫瘍内科をみていただき、血液疾患の興味深い点や私たちの熱意を感じてほしいと思います。